社会福祉協議会の方に誘われ、テキスト代だけで
いいとの事で手話講座に参加しました。
講師の方も聴覚障害者で身振り手振りの無音で
講座が進み、それを健常者が翻訳をします。
本土の電器屋で携帯電話コーナーで売り子をしていた頃の
90年代後半は携帯電話が爆発的普及しましたが
音声通話に加えて文字メッセージの機能がつき始めた
のが98年頃だったと思います。
ショートメール、スカイメール、ぷちメール、Pメールなど
最大で50文字と今から考えるとこれでやりとり
出来たのが信じられませんが、Dポ製、カシオのテレメールは
無料だけど8文字しか送れないのもありました。
文字メール機能は主に高校生を中心に人気がありましたが
たまたま当たったお客様が耳の不自由な方で、説明から契約までに
1日かかりましたが、その方を頼りに買いに来てくれる方がいたので
耳の不自由な方向けに、パンフや顔文字の作り方のチラシ
売り込みの為にダイレクトFAXを送り、今やると個人情報保護で
ダメだと思いますが、自分達の打ってる商品が役に立ってるんだねと
売り子全員でやり甲斐を感じてました。
そして10年経って、中の町。
たまたまカウンターで隣の席の方が
耳が不自由な方で。友人と一緒に
紙ティッシュ数十枚を使って
やりとりしましたが、おもむろに
携帯を取り出して、TV電話。
お母ちゃんに遅くまで飲んでる事を
怒られて画面に向かってゴメンしてました。
今はTV電話でやりとりしてるんだねーと
友達と関心しましたが、自分も読み取れたら
もっとコミュニケーションできたかなと
自分の不勉強さに反省。
常連の方ですが、息子さんは琉大で先生を
してるそうです。
職場でも障害者の方とのやりとりを見てると
手話は出来なくても、手の会話を見て翻訳
できるぐらいにはなりたいと思いましたが
最近の関わりあいから身振り手振り
表現の豊かさに健常者が持ってない魅力を感じ
昔からの興味に加えて「音はどこへ行ってるんだろう?」
彼らに欠けている部分がどこかで補間されてるハズ
なのではと別の興味ももたげはじめてます。
健常者はたぶんこんな感じで感覚が
つりあってるのではないかと言う
イメージですけど「音」の部分が
どこかに溶け込んでいると思います。
音だけで全てを表現するのはやっぱり
ラジオです。
下記は擬似実況ですけど、とあるサイトからの
引用です。
大洋・巨人の第13回戦、試合は0対0のまま9回裏まできました。
両チームともエース同士のぶつかり合いで始まりました今日の試合
両投手とも1点も譲らず、互いに二塁ベースを踏ませない好投を続けております。
しかしここで大洋は1番からの好打順。高木豊が左バッターボックスに入ります。
俊足巧打の高木、塁に出れば巨人としては非常に厄介な展開になります
ピッチャー江川、山倉のサインに頷いて第一球を投げました。
アウトコース高め大きく外れてボール。
ノーアウトランナー無し、長いサインの交換がありましたが、江川、第二球を投げました。
インコース低め、カーブを見逃してストライク。カウント1-1になりました。
ここで高木豊、バッターボックスをはずして三塁コーチのサインを見ます。
再びバッターボックスに入り、第三球。インコース高め150キロストレートを空振り。
ツーストライクワンボール。投手有利のカウントで第四球、投げました。
キャッチャー山倉、インコースに構えていましたがアウトコース
低めに外れてボール、カウント2-2になりました。
再びキャッチャー、インコースに構えて第五球、投げました。打ちました。
平凡なショートゴロ。おっと、しかしイレギュラーで河埜、捕球できません。
ボールはレフト方向へ転がり、その間に打った高木は一塁を陥れます。
レフトスミス、ボールを掴みセカンドへと投げます。
あー! 大暴投!!
スミスの投げたボールが
セカンド篠塚の上を大きくそれる!
一塁ダグアウトへ~。
高木が二塁へ走ります。
駒田、零れたボールを拾いに走ります。
おっとここでキャッチャー山倉と駒田が交錯!
まだボールは拾われていません!
それを見て三塁コーチが腕を回します。
高木はそのまま三塁へ。
ライト淡口、ようやくボールを掴みました。
しかしホームに誰も居ません。
近くにいる江川にボールを投げます。
ああっ! しかし江川返球を取れない!
それを見た高木豊、ホームへと走る!
サヨナラ! サヨナラです!
なんと平凡なショートゴロがサヨナラとなってしまいました!
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あまりに懐かしいメンバーですが、自分は
元近鉄バファローズファンです。
文字だとこんな感じで表現しますけど
音だけ目だけで語れる方は
健常者では持ち得ない表現力を
身につけていると思います。
沖縄市山里
大川