2009年07月03日
フェンス
こんばんは。さとめん親方です。ここ数年は、住まいの在る浦添市と、職場や活動拠点の在る沖縄市を往復する日々が続いています。
行き来する中、見慣れたフェンスの光景は、北中城村石平のリージョンクラブから北中城村の瑞慶覧三叉路。国道330号を挟んで、両側がフェンスで囲まれた、そこはアメリカ。
僕は沖縄に初めて来る方に、ひとつだけ考えてほしいことがある、と必ず話すことがあるのだが、それは基地のフェンスについてだ。基地を囲むフェンスの先を思い出してほしい。まだ見たこと無い方、思い出せない方にはさとめん画伯の絵をご覧いただきたい。

絵:フェンスのその先 さとめん画
フェンスの先が侵入できないように折り曲げた構造になっていて、有刺鉄線が張り巡らされている。侵入者を防ぐ構造としては在りなのだが、問題はその折り曲げた方向だ。ここは沖縄、日本である。何故、米軍基地から沖縄領土への侵入を防ぐのではなく、沖縄領土から米軍基地への侵入を防ぐ構造になっているのだろうか。領土を侵しているのはどっちだ!そんな矛盾を考えることから、沖縄とアメリカを考えるきっかけになってほしいと願います。
話を戻してリージョンクラブを通過。ここは米軍基地ではないが、米軍関係の寮、家族向けの住宅やマンション、学校にフィールド、映画館やレストラン、ショッピングモール、ありとあらゆる生活の基盤が整っている。そしてそのフェンスの向こうはアメリカなのだ。網状のフェンスなので見渡すこともできるのだが、そこに沖縄人が、日本人は許可無くして入ることはできない。空気までもが許可が下りないと通れないような、そこを通る空気から漂う、アメリカ人のにおい、香水のようなにおい。
本当はここは沖縄で在って日本で在ってアメリカでは無い。だけど事実は、ここはアメリカで在って日本では無くて沖縄でも無いのだ。
アメリカがくしゃみをすると、日本が風邪をひき、沖縄が熱を出す。内間満さんの歌にも出てくる喩えである。米軍基地が在る限り、沖縄に戦後は訪れない。
夏本番を向かえた沖縄7月1日。3日から僕らanoで管理をしているZスペースで行なわれる7名の作家の合同展示会の準備のため、今日もそのフェンス際を通った。通う風景に見慣れぬ光景。フェンスをユンボが壊しているのが映った。
僕は車内で小躍りした。ベルリンの壁を壊すかのごとく、ユンボがフェンスを次々と壊して行く。夏の日差し、青空の下、僕はその光景を目に映した。ノーボーダー。ボーダレス。そんな言葉を浮かべながら、ビデオカメラを持っていない自分を少し後悔したが、その全てを目に焼き付ければ良い。そしてその沖縄の矛盾を、僕は歌で表現すればいいのだ。通り過ぎてもなお、僕の目は、僕の瞼は、壊されて行くフェンスを映していた。
実際は壁なんて崩壊する訳がない。ただただ、老朽化した鉄筋コンクリートの支柱と、錆びたフェンスの網を新品、新築にするだけの話である。そしてそれはこれからも続くアメリカを意味する。
2月にアサヒアートフェスティバルの東京ミーティングでお会いした、北海道帯広で活躍している高田K子さんと話をしていく中で、彼女が語っていた緯度の話を思い出した。札幌とパリ、ローマ、ニューヨークが同じ緯度で、東京とロサンゼルス、エジプトのカイロが同じ緯度で、沖縄と香港とインドが同じ緯度。同じ日本なのに、世界のいくつの都市と比べることができるのだろうか。北海道では北方領土問題でロシアを相手に、日本海沿岸ではミサイルや拉致問題で北朝鮮を相手に、沖縄ではアメリカを相手に、クリントン元アメリカ大統領が沖縄サミットで語った「良き隣人」であることを演じ、感情を隠して蓋を閉じ続けなければならないのか。出る杭は打たれるし、出すぎた杭は打たれないが見放される。
眠れずに、血走った目の2日の夜更け前、僕はビデオカメラを持って再び現場へ行った。空が明るくなりつつある夜明けの時間。新築されたフェンスが続き、壊されて、根元から鉄筋コンクリートの支柱が倒されたフェンスが続き、支柱だけが残るフェンスが続き、おそらくこれから壊されるであろう老朽化したフェンスが続いている。その工事中のフェンスの手前には仮設のフェンスが立っている。鉄パイプの支柱と、錆びた古い網フェンス。撮り続ける向こうはアメリカ。夜明けのフェンス。その絵に僕は未来を描いた。映像言語。古いフェンスはそろそろ新しいフェンスに変わる。変わっても変わらない風景。
行き来する中、見慣れたフェンスの光景は、北中城村石平のリージョンクラブから北中城村の瑞慶覧三叉路。国道330号を挟んで、両側がフェンスで囲まれた、そこはアメリカ。
僕は沖縄に初めて来る方に、ひとつだけ考えてほしいことがある、と必ず話すことがあるのだが、それは基地のフェンスについてだ。基地を囲むフェンスの先を思い出してほしい。まだ見たこと無い方、思い出せない方にはさとめん画伯の絵をご覧いただきたい。

絵:フェンスのその先 さとめん画
フェンスの先が侵入できないように折り曲げた構造になっていて、有刺鉄線が張り巡らされている。侵入者を防ぐ構造としては在りなのだが、問題はその折り曲げた方向だ。ここは沖縄、日本である。何故、米軍基地から沖縄領土への侵入を防ぐのではなく、沖縄領土から米軍基地への侵入を防ぐ構造になっているのだろうか。領土を侵しているのはどっちだ!そんな矛盾を考えることから、沖縄とアメリカを考えるきっかけになってほしいと願います。
話を戻してリージョンクラブを通過。ここは米軍基地ではないが、米軍関係の寮、家族向けの住宅やマンション、学校にフィールド、映画館やレストラン、ショッピングモール、ありとあらゆる生活の基盤が整っている。そしてそのフェンスの向こうはアメリカなのだ。網状のフェンスなので見渡すこともできるのだが、そこに沖縄人が、日本人は許可無くして入ることはできない。空気までもが許可が下りないと通れないような、そこを通る空気から漂う、アメリカ人のにおい、香水のようなにおい。
本当はここは沖縄で在って日本で在ってアメリカでは無い。だけど事実は、ここはアメリカで在って日本では無くて沖縄でも無いのだ。
アメリカがくしゃみをすると、日本が風邪をひき、沖縄が熱を出す。内間満さんの歌にも出てくる喩えである。米軍基地が在る限り、沖縄に戦後は訪れない。
夏本番を向かえた沖縄7月1日。3日から僕らanoで管理をしているZスペースで行なわれる7名の作家の合同展示会の準備のため、今日もそのフェンス際を通った。通う風景に見慣れぬ光景。フェンスをユンボが壊しているのが映った。
僕は車内で小躍りした。ベルリンの壁を壊すかのごとく、ユンボがフェンスを次々と壊して行く。夏の日差し、青空の下、僕はその光景を目に映した。ノーボーダー。ボーダレス。そんな言葉を浮かべながら、ビデオカメラを持っていない自分を少し後悔したが、その全てを目に焼き付ければ良い。そしてその沖縄の矛盾を、僕は歌で表現すればいいのだ。通り過ぎてもなお、僕の目は、僕の瞼は、壊されて行くフェンスを映していた。
実際は壁なんて崩壊する訳がない。ただただ、老朽化した鉄筋コンクリートの支柱と、錆びたフェンスの網を新品、新築にするだけの話である。そしてそれはこれからも続くアメリカを意味する。
2月にアサヒアートフェスティバルの東京ミーティングでお会いした、北海道帯広で活躍している高田K子さんと話をしていく中で、彼女が語っていた緯度の話を思い出した。札幌とパリ、ローマ、ニューヨークが同じ緯度で、東京とロサンゼルス、エジプトのカイロが同じ緯度で、沖縄と香港とインドが同じ緯度。同じ日本なのに、世界のいくつの都市と比べることができるのだろうか。北海道では北方領土問題でロシアを相手に、日本海沿岸ではミサイルや拉致問題で北朝鮮を相手に、沖縄ではアメリカを相手に、クリントン元アメリカ大統領が沖縄サミットで語った「良き隣人」であることを演じ、感情を隠して蓋を閉じ続けなければならないのか。出る杭は打たれるし、出すぎた杭は打たれないが見放される。
眠れずに、血走った目の2日の夜更け前、僕はビデオカメラを持って再び現場へ行った。空が明るくなりつつある夜明けの時間。新築されたフェンスが続き、壊されて、根元から鉄筋コンクリートの支柱が倒されたフェンスが続き、支柱だけが残るフェンスが続き、おそらくこれから壊されるであろう老朽化したフェンスが続いている。その工事中のフェンスの手前には仮設のフェンスが立っている。鉄パイプの支柱と、錆びた古い網フェンス。撮り続ける向こうはアメリカ。夜明けのフェンス。その絵に僕は未来を描いた。映像言語。古いフェンスはそろそろ新しいフェンスに変わる。変わっても変わらない風景。
2009年07月02日
ケビンとジョニーとクリスマスと七夕
仲松商事さんの英断で中部農連市場が心機一転と
看板も新しく。
勝連さんの食堂側もリニューアルで
農連はおいしそうな看板ばかりです。
普段から食事は店屋物が中心ですけど、勝連さんゴメン~。
じゅんぐり周らんとさしみ屋のねーさんとか市場の大城さんとか
なんで食べに来ないと怒るもんだから、食べるのもローテーション
してます。
ちなみにここは自分のばあちゃんの兄妹の娘のー・・・つまりおばさんが
やってる健康食品店なんで、みんなで冷やかしに行って下さい。
これが市場食堂でゴハンについてくる
あんだんすー(油みそ)です。
そして、ロンドンの津覇ねーさんからは英語を自分なりに
翻訳すると飛び出す絵本でイベントがありますので
週末にエゲレスへ行く方。まぶやーだけでも
ロンドンに飛ばしてみたい方は遊びにGOで。
■------------
all back to mine
Pop-up art day – Saturday 4 July at W A L L
9 Calabria Road, London N5 1JB
2 – 8pm
A R T * F O O D
On Saturday at W A L L, HEAD CHEFS Edward Fornieles &
Joby Williamson throw together a list of
ingredients:
RUAIRIADH O’CONNELL fridge notes
DAWN SHORTEN food based sculpture
ROSS McNICOL a cooking sculpture
EDWARD FORNIELES eating performance
OONA GRIMES recipe book
PABLO SMIDT saucepan sculpture
MARIENNE SPUR ostrich egg
SARA BEAVAN salt installation
DAVID WRIGHT cooking segment
AMELIA WHITELAW dough sculpture
*stir to mix* work by ALEX BRENCHLEY, ALEX GROVES,
DOMINIC ALLAN, OLI SMITH, NICK HATFULL, SUE ANDREWS,
ORAN O’REILLY, VANESSA CARLOS, ROBERT RIVERS, LUCY
HOMER, JOEL GRAY, JOBY WILLIAMSON, THOMAS MORE,
HESTIA PEPPE, MIMI LEUNG, MICK WILLIAMSON
and that’s only what’s happening in the kitchen…
in the living room:
•L A N D•S C A P I S T•book opening
new works produced by Pupa Press – lo fi, pop-up
books opening to large-scale images – the book
opening is a one-off happening at 2.30pm –
afterwards the images are hand-held or pinned to the
wall
Artists SUSAN JOHANKNECHT & ALVA MacKENZIE, KATE
SCRIVENER, FINLAY TAYLOR, HIROMI TSHUA, ELI ZAFRAN,
working to a tight deadline, have made these new
works responding to landscape.
SUSAN JOHANKNECHT curated CUNNING CHAPTERS, a collaborative
book project that recently won the Yale University’s
Purchase Prize. Finlay Taylor’s work was selected for the
2009 Northern Print Biennale.
on the roof terrace:
•M U S I C•
musician/photographer EMMA STOW performs on the roof
terrace at 3pm, 5pm & 7pm
■--------------
飛び出す絵本は自分も作りたいので興味ありますけど
こんどジャンボツアーのジャンボさんにどうやって
遊びに行けるか聞いてみましょうね。
真夏がやっぱり似合う中央パークアベニュー
~……
南半球のクリスマスはいつもこんな感じかなと
思いますけど、この光景、全国の皆様もどこかで
見られると思いますが、夏にクリスマスイベントが
あっても普通に感じるのがコザのまちの恐ろしさ。
季節もちゃんぷるーです。
さて、こちらは暦どおり、県下最大の七夕まつり
『一番街七夕まつり』が始まりました。
ここでは7月7日だけと固い事いわずに
織姫と彦星は一ヶ月間ラブラブです。
そして7月1日は誰が決めたか、たぶん工業連合会が決めたと思う
県産品の日。
3月4日のサンシンの日、3月8日のサンバの日
6月9日のロックの日と、つとに記念日に弱いコザんちゅは
これにかこつけてオリオンビールでわたぶーしようのやり逃げイベント
第一回、ディープコザ大パーティーが行われました。
まつりと言えば屋台、屋台と言えば銀天街
銀天街と言えばひーじゃー汁。
仲田さんと平良さんの春巻きは売り切れ御礼です。
ちQさんは銀天劇場の今月号のコラムを書かれて
ますので見てみて下さい。
サンシティでは懐メロでカラオケ大会コーナーや
ここへ非難してゆんたくしてる市役所職員の皆さん。
今回のイベントで後ろから手を回していた
由利さんも元気そうでなによりです。
はっしぇピースが上等だね。
ハナさんもしばらく体調が良くなかったみたいですが
元気に司会業を再開しました。
アメリカの方も「にごり酒」や「天城越え」を
しんみりと聞いてます。
それではギターを持ってる時は「ケビンと呼べ」の
豊田さんのビギンのカバーライブをどうぞ。
おつぎは先週CDを発売したジョニー宜野湾さんの路上ライブ
商店街ライブは4年前のムーンライトフェスタ以来ですね?。

CD買わないと宜野湾に帰るので
みんなで購入と宣伝もしときましょうね。
ついで。
宴の後は市民総出で片付けです。
みんなゴミはキレイに分別してだしましょう。
深夜、山里にとぼとぼと歩いて帰る
途中のそば屋。
閉店後のシャッターの中からギターと
ドラムの音が聞こえます。
こんなところでアーティストの町を
感じる沖縄市です。
沖縄市山里
大川
2009年06月30日
本部のナウなヤングーファッション

写真:先日1歳になった龍之介を抱く父、林遼児。
こんばんは。みたびさとめん親方です。
上の写真は無関係の関係。モデルになってもらい、あえて逆光で撮りました。その理由は先日、本部町営市場へ出かけると、もとぶ手づくり市実行委員の知念さんから、とあるブツを薦められました。蜜貿易の話です。それは市場にある衣料品店のセールコーナー。見事なまでの配色の涼しげなパンツ。末端価格で500円なり。本部のナウなヤングはみんな着ているとのこと。早速蜜貿易成立。残り2着を買い占めました。早速着て本部のナウなヤングーにお披露目。
「ここで(市場内のナウなヤングーだけで)買い占めるから広まらないんですよ~」とうれしい悲鳴の友寄さん(もとぶ手づくり市実行委員)。見ると知念さんも夫婦で着ているし!
入荷があるのかないのかこのパンツ。次回行った時にあればまたコザへ蜜貿易したいと思います。



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